オートバイの旅No.9ニジェール~アルジェリア [オートバイの旅]
これは1976年のバイクによる6大陸17万キロの旅の全写真集です。
約30回の予定で掲載したいと思います。
今回は No.9 ニジェール~アルジェリアまで。
タイトル写真 ※写真をクリックすると拡大表示されます。
訪問先; 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア
旅行期間 1976.08.03~1979.09.30
ーカメルーンを出国した後、サハラへ向かったのですが、エンジンの調子が悪く、ラゴスへ戻りました。YMCAの宿舎の中で、エンジンをばらし、マフラーの目詰まり原因であることを見つけました。バイクを完全に調整してサハラへ向かったのです。
ーそして、ここニジェールに到着したのですが、その間の2本ぐらいの写真は行方不明です。
ーここでもキャンプをしています。
ーバイクの距離計は90,000kmになっています。
ー意外と、確りした標識があります。
ーアガデスまで532kmとあります。
ー久しぶりに特異な景観を見つけました。
ー土器の破片が数多く転がっています。
ーそんな所でキャンプ。
ー大きな穀物倉庫でしょうね。
ー北へ走るのみです。
ーもう乾燥地帯というより、砂漠ですね。
ー樹木も頼りない。
ー枯れてしまっているような草ばかりです。
ー家屋は、このような細い枝で作っています。
ー砂が深くなりなりました。
ーバイクには色々とぶら下がっています。
ー軽い感じでは、とても走れないのですが、時間を掛けていけば、到着します。
ーバイクを止めると、子供たちが、どこからか現れます。
ー樹木はアカシアという大きな刺のあるものです。
ー砂が深いところでは、エアークリーナが直ぐに詰まってしまう。
ーこの日はここでキャンプ。
ーこれがアカシアの樹木です。大きな刺が見えます。
ー近所の村人です。
ー寂しい夕日ですね。
ー砂の路面です。
ー少し、汚れてしまいました。
ー自然の厳しさを感じさせる風が吹きました。
ーこのような轍が大きい所でバイクを倒すと起こすのが大変です。バイクが仰向けになってしまう。
ータンクは、補助ガソリンの入れ物として使います。
ー村に到着。ホテルがある。??。
ーこれは、トイレのようです。
ーこれがホテルの全体です。
ー辛抱して走り続けます。
ーゆっくり。ゆっくり。行きます。
ー砂の深いところから抜けたようです。
ーカメラに砂が入ってしまったようです。
ー大きな井戸がありました。
ー町に近づいたので、道路も良くなった。
ー少し大きな町です。全て土壁の町になりました。イスラム世界に入ったようです。
ーこのような素っ気無い家屋も、内部は色彩があることを他の都市で見たことがあります。
ー町の中心です。
ーちょっと素敵な感じがします。
ーここで休憩したようで人が集まりました。しかし、内陸沿岸部のように人垣が出来るようなことはありません。
ー静かな町だ。
ーここにも家が点在します。
ー家畜のための大きな土壁もありました。
ーアガデスへ行こう。
ーこれは走りやすい。
ー私のカメラはペンタックス。
ー飛ばして行けそうです。でも、突然、やわらかい所があるのです。
ー道路標示のようなものがありました。
ー路面が硬くなると、道路幅はやたら広くなります。自分の好きなところを行くのです。
ー遠くの塔が見えます。
ーアガデスの町に到着。
ー町のシンボルです。でもイスラム教の祭事に関係があるんでしょうね。
ー町は大きいです。
ーどこからでも見ることが出来る。
ー久しぶりの夕日。サハラ砂漠の夕日だ。
ー町の郊外でキャンプしました。
ーお隣さんです。
ーこんなバイクで旅行している人を見つけました。
ー屋上に上がりました。
ーあの塔が直ぐそばにある。
ー町の郊外で、私が探していたトラックの群れを見つけました。
ー彼らに補助ガソリンを運んでもらいます。
ーアガデス・タマンラセット間は約600kmです。私のバイクは燃費が悪いから自分だけでは運べないのです。私は砂地の走行を考え、リッター当たり6kmと計算しました。
ーアルジェリアへ向かいました。
ーまだ、路面は硬いです。
ートラックの砂煙を避けながらコースを選びます。
ー標示のようです。
ーアガデスの町で日本人の青年2人に会いました。同じトラックに便乗してくれたので、カメラを預けました。
ー
ー砂が軟らかくなると、轍は狭くなり、コースを選ぶのが難しくなります。
ー砂はパウダーのようになった所もあります。
ー青年たちはトラックの荷台の上のトラックに乗っていましたので、見晴らしは最高だったと思います。しかし揺れたでしょうね。
ーそろそろ、私は付いて行くのが苦しくなってきました。
ーこのサハラを縦断するコースは砂地もありまっすが、岩山の所もあるのです。
ー休憩。
ー砂が深いところでは、それを避けるために、山の方に行きます。そして、ジャンプするような怖い思いをします。
ー青年がこんな素敵な写真を撮りました。どこかの国旗のようだ。
ーここは皆が同じ所を走っているようです。危険なのでしょう。
ーもうだめだ。と叫んでいます。
ーちょっとの休憩時間。
ー荷物を積んで内陸へ向かう仲間のトラックと出会いました。
ー私はトラックと随分と離れてしまいました。
ー私が止まっています。どうしたんでしょうか。
ー一日目の走行は日が暮れてからも続き、私は付いて行けませんでした。バイクのライトでトラックの轍を探しながら進んだのです。
ーアルジェリアのタマンラセットに近づきました。
ーサハラ砂漠らしくない景観です。
ー写真を見ながら思いつくままにコメントを書きましたが、実際は良く覚えていないのです。一日目の夜は、走行が厳しくて、次の日の走行が心配で眠れなかったのです。あのでかいタイヤを着けたトラックの後を追いかけるのは辛かった。
ー次回はNo.10 アルジェリアとチュニジアです。